ニュースリリース

2025.9.11

山口産業

当社の外国人材採用に関して  

本件につきましては、地域の皆さまをはじめ、多くの方々よりさまざまなご意見やご懸念の声をいただいております。 当社はこれらを真摯に受け止め、誤解の解消と正確な情報発信に努めることが重要であると考えております。 皆さまにご安心いただけますよう、採用の経緯や体制について整理し、以下の通りご説明申し上げます。

Q&A:よくあるご質問への回答

Q:なぜケニアなのですか?
A:まず、当社がアフリカ関連事業に着目しているのは、深刻化する日本国内の労働力不足とアフリカ諸国における若年層の就業機会不足という社会課題の中長期的な解決を目指しているからです。
次に、当社が特にケニアに注目しているのは、ケニアが以下のような4つの特徴を有しているからです。
①英語が公用語である。
②高等教育がアフリカ諸国のなかで相対的に普及している。
③道路交通が日本とおなじ左側通行および右ハンドルである。
④現地の日本法人数が南アフリカに次いで多く、在ケニア日本企業の協力を得やすい。

Q:どのような人材を採用しているのですか?
A:当社がこのたび応募者を募集する時点で、まず、現存する日本在留資格(ビザ)のなかでもっとも難易度の高い「大学学位以上の高等教育を受けた者」に限定しました。現地面接においては、当社が日本国内で通常おこなっている選考採用と同様の基準に加え、応募者の日本語能力の高さと日本文化への愛着の強さを重視して選考しています。彼らは「憧れの日本で働き、日本とケニア・アフリカの架け橋となること」を人生の目標に掲げる若者たちです。

Q:地域や経済への影響は?
A:アフリカ事業を通じて、宇部市をはじめとする地域経済の活性化を目指しています。
さらにその過程で、より多くの日本人・地域住民の雇用機会の創出にもつなげていきたいと考えています。

Q:外国人の生活マナーについては?
A:当社が責任を持って教育を行います。法律や交通ルールから、地域ごとの生活習慣(例:ゴミ出しのルール)まで、生活に必要な知識を徹底的に指導します。

Q:感染症などのリスクが増える心配はありませんか?
A:日本入国時に必要な感染症検査をすべて実施しており、入国後も定期的な健康診断を行う予定です。そのため当社としては、感染症などのリスクが増える心配はないと考えています。

Q:犯罪が増える心配はありませんか?
A:採用人材には犯罪歴はなく、所管官庁の厳正な審査を経て在留資格を取得しており、法令上の基準をクリアしたうえで就労が認められています。さらに、日本の法律・法令について入念に教育を行い、健全な生活基盤を築く体制を整えています。そのため当社としては犯罪が増える心配はないと考えています。